【育児小説】(6)カエルの子とカエル

お母さんの焦った顔が今でも忘れられない。

今日は初めてお母さんが僕を洗ってくれた記念すべき日だ。

いつも洗ってくれる人が優しくお母さんに話し掛けている。

お母さんは何も分からないみたい。

何度がバシャバシャと顔にお湯がかかって大変だった。

どうもお母さんは少し雑な性格みたいだ。

頭を拭かれた時も、ガサガサと痛かった。

「こんな感じですか?大丈夫ですか?」

お母さんの手の震えが伝わってきて、僕まで不安になったけど

綺麗になったから満足だよ。

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