【育児小説】(2)カエルの子とカエル

その日は突然やってきた。

何かに押されるような感覚で目が覚めた。

なんだ?なんだ?!

何が起こっているのか分からない。

戸惑っていると、今度は頭に何かが引っ付いた。

痛たたたっ!

と同時に僕は引っ張られ、暗闇から明るい世界へ飛び出した。

眩しい!目が開けられない。

うっすらと見えたのは、優しい笑顔で僕を見る人。

でも、その人に会ったのは一瞬で、直ぐに僕は何処かへと連れて行かれた。

今度は何だ?!

身体に何かをかけられて撫でられる。

くすぐったい!やめてよ!

と思ったら、気持ちが良い何かに包まれて、抱き抱えられた。

次は何処へ行くんだろう?

着いたそこには、さっきの人がいた。

ベッドに横たわっている。

でも、さっきとは打って変わって険しい表情のその人は、僕に触れる事を嫌がっているようだった。

どうしたんだろう?何だか苦しそうだ。

側にはもう1人。

じっと僕を見ている。あなたは誰?

そんな事を考えていると、また何処かへと連れて行かれた。

それからこの人に再会したのは、3日後のことだった。

あわせて読みたい

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です